日記 4月23日

今回は、病気療養のため実家に帰省した日のことについて書こうと思います。わたしが今一人暮らしをしているのは関西、実家は関東なのですが、ありがたいことに帰省前日母が迎えに来てくれました。22歳にもなって親を頼ってばかりで情けないのですが、母の存在は頼もしかったです。

 

家から新幹線の駅まで

わたしの家から新幹線の通っている駅までは、バスで30分といったところなのですが、30分もバスに乗るのはしんどいだろうという母の配慮でタクシーで行くことになりました。バスよりも乗っている時間も人も少ないし気が楽だ、と思っていましたがタクシーもなかなか厳しかったです。ずっとドキドキしていました。とりあえず頓服は飲まずにいられたけど、タクシーの時点でそれなりに疲れてしまいました。

 

新幹線

駅は人、人、人。コロナが流行る前ほどではないですがそれなりに人はいました。なるべく下を向いて吐き気を抑えて一歩一歩着実に新幹線に向かう。

なんとかホームに到着し、新幹線に乗り込みました。優しいお兄さんのおかげで一番ドア寄りの座席をゲット。あの時のお兄さん本当にありがとうございました。

ここからは不安、恐怖との闘い。母が話しかけてくれたり、動画を見せてくれたりして気を紛らわせようとしてくれました。本当に感謝です。でもやっぱりしんどくなって、頓服を1回飲みました。なんとか酷い発作は起きずに済みました。早く降りたい、そう心で願いながら到着を待ちわびました。

 

東京駅

やっと新幹線から降りられる!そう思ったのも束の間。東京駅は人で溢れていました。吐き気はするし、息も苦しいし、視界はグールグル。新幹線で頓服飲んだのに…重い足取りで目指すは高速バス乗り場。どこかで休憩したかったけれどどこに行っても人ばかりで断念。とりあえず高速バスに乗ることにしました。

 

高速バス

わたしの実家は田舎なので、東京駅から高速バスで1時間半ほどかかります。また長旅だぁ。わたしの旅はもう少し続きます。

新幹線よりも座席と座席の間が詰まっている高速バス。乗り込んだ時点で胸がキュッとなりました。

ひたすら外の景色を眺めながら怖くない、怖くないと自分に言い聞かせる。でもやっぱり頓服の力は借りちゃいました。飲みすぎて依存しそう。でも発作を起こすよりはマシ。

そんなこんなでバスは最寄り駅に到着。あ~やっと外の空気が吸える。祖母が迎えに来てくれていたんですが、着いた安心感で泣いてしまいました。

 

主治医に帰れるのかと鼻で笑われたわたしですが、なんとか帰省に成功しました。母の存在がとても大きいのですが。これからはしばらく実家で療養しようと思います。焦らずゆっくり治していけたらいいな。

長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます。

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